葬儀辞典

寒中見舞いとは

寒中見舞いは年賀状と違って「挨拶や近況を書くため」のものです。
欠礼をお詫びし、近況報告をするものです。

「喪中の人へ年賀状を出したい」「喪中に年賀状を受け取ってしまった」「喪中とは知らず、年賀状を出してしまった」などの場合は、寒中見舞いで対応します。

喪中の方に送る場合の例文

寒中見舞い申し上げます。
ご服喪中と存知、年頭のご挨拶はご遠慮させていただきました。
ご服喪中との由を賜り、年頭のご挨拶を失礼させていただきました。
○○様には生前大変お世話になりながら、お返しもできずにお別れすることになってしまいました。
静かにご越年のことと存じますが、向寒の折、ご自愛のほどお祈り申し上げます。
厳寒の折、くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。

喪中と知らずに年賀状を出した場合のお詫び

寒中お見舞い申し上げます。
このたびは○○様がご逝去との由を承り、驚いております。
存じ上げなかったとはいえ、新年のご挨拶を申し上げ失礼いたしました。
遅ればせながら、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
寒い日が続きますが、皆様お身体を大切にお過ごしください。

喪中はがきを出さなかった相手から年賀状が届いた場合

寒中お伺い申し上げます。
このたびは年頭のご挨拶ありがとうございました。
喪中のため、年頭のご挨拶を差し控え失礼いたしました。
ご通知が遅れましたこと、どうぞお許しください。
本年もご厚誼のほどよろしくお願い申し上げます。