葬儀辞典

遺族として

大事なのは故人を弔おうとする気持ちが伝わるか否かです。
心の内を失礼のないようにお伝えする、その気持ちが大切です。

遺族が挨拶する機会、相手はたくさんいます。
親族や参列者、宗教者(仏教の場合は僧侶)、細かいことをいえば葬儀社のスタッフや仕出し業者に対しても挨拶をする必要が出てくるでしょう。
また、葬儀の過程で、故人に対して言葉がけをすることもあるかもしれません。

葬儀では、遺族の立場として参列していただいた方々に挨拶をする場面が多くあります。
しかしながら悲しみの中、自分の言葉で挨拶をすることは、とても難しいものです。
平静な状況ではありませんので、型どおりの短い挨拶でも構いません。
ただし、参列してくださった方々への感謝の気持ち、故人が生前お世話になったことへの感謝の気持ちを表すことがポイントです。