葬儀辞典

通夜の流れ

受付

受付では簡単に弔意を述べ、ふくさあるいは風呂敷に入れた香典を差し出し、芳名帳に記帳します。
受付がない場合は焼香の時に祭壇に供えるか、親族に渡しましょう。

参考リンク→「香典袋とは」「不祝儀袋の書き方」「香典の相場」「香典の渡し方

参列者着席

5~10分前には、式場へ入りましょう。
式場に入る時は先客に一礼し、案内された場所に座りましょう。
席がない場合は邪魔にならない場所に立って待ちます。

開式・僧侶入場

僧侶を迎えます。
数珠を持参していたら手に持ちましょう。

読経

読経の時間は概ね30~40分程です。
この間、参列者一同は静粛に読経を聞きましょう。

ご焼香

僧侶が「ご焼香を」と読経途中に声をかけましたら、喪主から祭壇前に進み出て焼香をします。次いで遺族、世話役代表と席次順に焼香します。
案内されたら前に出て焼香をしてください。
焼香後は通夜ぶるまいの席に移送する場合と、自席へ戻って法要に終わりまでいる場合があります。

閉式・僧侶退場

読経が終わると僧侶が法要の終わりを告げ、退場します。
僧侶を見送ったあとで数珠をしまってください。

閉式後

通夜ぶるまいの席に移ります。
喪主か親族代表があいさつを述べた後、食事に入ります。
故人をしのびながらの会食ですので、一口でも箸をつけるのが礼儀になります。
会葬御礼状と返礼品を受け取り、タイミングを見て退席します。
なお、喪主や遺族は見送ったりしないのがしきたりですので、自分の席から黙礼を返す程度でさしつかえありません。