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葬儀辞典

神道のお墓は仏教とだいたい同じだが、細かな違いがある|神道のお墓の建て方、お参りの作法

供養

神道のお墓は仏教と似ていますが、角兜巾や奥津城表記、作法などの「神道ならではの特徴」もあります。本記事では神道と仏教のお墓やお墓参りの違いを、宗教・風習的な背景も踏まえて解説。神道でお墓を建てたい方や、神式のお墓参りのマナーを確認したい方に向けた記事です。

神道のお墓は仏教のお墓とよく似ていますが、墓石の形や刻む言葉に細かな違いがあります。榊を供える、二礼二拍手一礼で拝礼するなど、お墓参りの作法も少し異なります。

ただ、身近に神道のお墓が少ないと、どの霊園を選べばよいのか、供え物は何にすればよいのかで迷ってしまうでしょう。親族の慣習や霊園の規約も絡むため、独断で判断するのは不安です。

本記事では、神道と仏教のお墓の違い、墓石に刻む表記、お墓参りのお供えや拝礼の基本を解説します。神道でお墓を建てたい方、家の宗教に合わせたお墓参りをしたい方は、手順の確認に役立ててください。

神道も仏教も、お墓に大きな違いはない

神道の家でも、一般的な墓地に墓石を建てて先祖を祀る点は仏教と変わりません。お墓は亡くなった人を偲び、家族が手を合わせに行く場所として古くから大切にされてきました。墓石の材質や区画の選び方など、基本の考え方は共通でしょう。

そのため、外見だけを見ると神道のお墓か仏教のお墓かは判別しにくい場合があります。ただし神道は仏教の戒名のような考え方がなく、墓石に刻む言葉や書き方に違いが出る点が特徴です。供え物や拝礼の作法も少しずつ異なります。

ちなみに、お墓を設けて亡き人を弔う風習は、日本に仏教が伝わる以前から見られていたと言われています。縄文時代の遺跡でも土壙墓などの埋葬痕が確認され、死者を葬る場所を区切る発想は古くからありました。一方で、墓石や供養塔のような石造物が広まった背景には、仏教の塔や供養の文化が関わった面もあります。

神道と仏教のお墓の違い

神道のお墓は仏教のお墓とよく似ていて、見た目だけでは区別がつかないことも多くあります。しかし、墓石の形や付属品、刻む文字には神道ならではの特徴があります。

神道のお墓は上部が尖っている

神道のお墓では、棹石の上部が四角錐のように尖った形になることがあります。神道ではこの形を角兜巾(かくときん)と呼び、仏教墓で多い平らな天面とは印象が変わります。

角兜巾の由来は断定できませんが、三種の神器の一つ「天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)」の剣先を象ったという説がよく知られています。

ただ、角兜巾を採用しなければ神道の墓にならない、という決まりではありません。霊園の規格や家の意向も踏まえて形を決めましょう。

神道のお墓には香炉がなく、代わりに八足台がある

仏教のお墓には線香を供えるための香炉が置かれることが多い一方で、神道の墓前では線香を必須としません。線香を供えない前提のため、香炉を置く必要がないのです。

ちなみに、仏教では仏様は香りを食べるという「香食」の考え方があります。そのため、線香(香り)が仏様となった故人へのお供えになります。神道では故人は仏様ではなく祖霊と呼ばれる守護神になると考えられているため、線香は必要ありません。

その代わりに、供え物を置く台として八足台(はっそくだい)が設けられることがあります。お神酒や塩などを供えるときは、八足台の上におきます。

神道のお墓には「〇〇奥都城(または奥津城)」と刻む

神道のお墓は「奥都城(おくつき)」と呼ばれ、墓石の正面に家名とあわせて刻むのが一般的です。表記は奥都城のほか奥津城と書く場合もあり、地域によって読み方や使い分けが見られることも特徴です。

また、奥都城(おくつき)と刻むのが一般的なため、周囲の神道墓の表記を確認すると迷いにくいでしょう。彫刻の文言は石材店の提案で決めることが多いので、宗教者に確認しながら進めると行き違いが起きにくくなります。

神道には戒名がなく、お墓には諡(おくりな・しご)を刻む

神道には仏教の戒名の考え方がなく、墓石に故人名を刻むときは諡(おくりな)を用いるのが基本です。諡は生前の姓名に尊称を添える形が多く、男性は大人(うし)、女性は刀自(とじ)などの例が挙げられます。

ただし、諡をどこに刻むか、没年月日や年齢をどう記すかは霊園の慣習や家ごとの方針で変わります。神式の葬儀を依頼した神職や石材店に確認し、既存の家墓の表記と揃えると全体の統一感が出ます。

神道のお墓は神道専用もしくは宗派不問の霊園に建てる

神道のお墓は、神道専用の墓地か「宗旨宗派不問」の霊園に建てるのが基本です。寺院墓地は檀家になることを条件にしている場合が多く、神式で弔う家は利用しにくいことがあります。後から供養の進め方で迷わないよう、墓地の宗教条件は早めに確認すると安心でしょう。

霊園を選ぶときは、管理規約で神式の祭祀や墓石形状が認められるかを確かめることが欠かせません。墓地は「墓地、埋葬等に関する法律」にもとづき許可された区域でないと、遺骨を埋蔵できません。そのため、お墓を建てられる場所が限られるからといって、自宅の庭などに神道のお墓を建てることはできません。

ちなみに、神社に墓地がないことから「神道はお墓がいらない」と思う人もいますが、神道にも祖先をまつる場としてのお墓があります。神道では死を穢れと捉え、清浄を保つ神域に死を持ち込まない考え方が根底にあります。そのため葬儀を神社で行わず、墓地も神社とは別の場所に設けます。

一方で神社には、祖霊をまつる施設として祖霊社を設ける例もあります。祖霊社はお墓ではなく、みたまを慰めるための社として位置づけられます。

神道のお墓参りの注意点

神道のお墓参りは仏教と似ている部分もありますが、違いもあります。神道の考え方に沿った所作を押さえると、気持ちよく手を合わせられます。

墓花の代わりに榊を供える

神道のお墓参りでは、墓花の代わりに榊(さかき)を供えるのが基本です。榊は神道で神さまに捧げる植物とされ、常緑の姿が清浄さや変わらない敬意につながると考えられています。

一方で、霊園によっては花立の規格や供え方が決まっており、榊だけだと収まりが悪い場合もあります。霊園のルールや親族の慣習を踏まえ、榊と花を併用するなど無理のない形で整えるのもひとつの手です。

線香は供えない

神道の墓前では、線香を供えないのが一般的です。仏教では香りを供養として捧げる考え方があり、線香はその象徴として定着してきましたが、先述したように、神道にその風習はありません。

ただし、宗派不問の霊園では周囲が線香をあげる環境になりやすく、家族が迷うこともあります。神道の作法を大切にするなら線香を省き、掃除と供え物、拝礼を丁寧に行う形で十分です。

塩やお神酒といった神饌を供える

神道のお墓参りでは、塩やお神酒などの神饌(しんせん)を供えて御霊をもてなす形がよく選ばれます。神饌は「飲食を捧げる」という発想に近く、供え物で敬意を表す点が神道らしい作法です。

供える品は塩とお神酒に加えて水や米などが候補になりますが、霊園によっては飲食物の供え置きを禁じる場合があります。カラスや動物の被害を避けるためにも、供えた後は持ち帰るとトラブルが起きにくくなります。

神社のお参りと同じく、二礼二拍手一礼が基本

神道のお墓参りの拝礼は、神社と同じく二礼二拍手一礼が基本です。深く礼をしてから拍手を打ち、最後にもう一度礼をして締めると、所作の流れが自然になります。

(お墓では)「しのび手」といって、音を立てずに打つ作法もあります。拝礼の細かな回数は家や地域で違いが出るため、親族の作法に合わせるのが最も無難でしょう。

数珠は使わず、合掌もしない

神道では数珠を用いず、仏教のように合掌で祈る形も取りません。しかし、親族に仏教徒が混じる場面では、形式の違いが気まずさにつながることもあります。神道の作法を守りつつ、黙礼を丁寧に行うなど、場の空気を壊さない振る舞いを選ぶとよいでしょう。

神道のお墓を建てられる墓地は限られる

神道のお墓は、神道専用の墓地か宗派不問の霊園でないと建てにくくなります。寺院墓地は檀家条件があることも多く、後から条件が合わないとわかると選び直しが必要です。神道での供養を続けやすい環境を選ぶためには、墓地の宗教条件を最初に押さえましょう。

霊園を検討するときは、墓石の形や刻字のルール、供え物の持ち帰りなど、管理規約も具体的に聞いておくと迷いが減ります。石材店や神職に相談しながら決めると、家の方針とのズレを防げます。

候補が絞れたら、現地見学と見積もり取得まで進めると判断が早くなります。まずは近隣の霊園に問い合わせて、神道のお墓を建てられる区画があるか確認しましょう。

あんしん祭典では、大切な方を亡くした方へのアフターフォローサービスを提供しています。提携している墓地や納骨堂の紹介も可能です。相談は無料なので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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