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弔事(ちょうじ)とは?慶事との違い、家族と参列者のすべきこと

葬儀辞典

弔事とは、亡くなった方を悼んでお見送りする際の儀式や言葉および作法を総称したものです。弔事と弔辞および慶事や法事との違いを理解して、家族と参列者がすべきことや服装・香典の準備など、弔事の基本ルールやよくある疑問が解消できる情報を網羅します。

弔事(ちょうじ)と聞くと、葬儀やお通夜など、大切な方を失った悲しみの場面を思い浮かべるでしょう。

弔事とは、遺された方が故人を悼み、心を込めて最後のお別れをするための大切な儀式です。しかし、慶事や弔辞との違いや法事との区別、弔事で準備すべきものを理解している方は多くありません。

本記事では、弔事に関する基礎知識や弔事の各場面で準備すべきこと、参列者の基本マナーなどを解説します。いざという時のためにも、弔事の流れや弔電・香典の送り方、弔辞の例文などを読んで備えておきましょう。

弔事とは?慶事や法事とのとの違い

弔事(読み方:ちょうじ)とは、お通夜や葬儀・告別式、法要(初七日、四十九日)など、亡くなった方に対して哀悼の意を示す、いくつかのお悔やみの儀式を総称した言葉です。

大変お世話になった方の葬儀であっても、突然のタイミングかつ遠方などでは参列できないこともあります。その際は以下の方法で弔意を示すとよいでしょう。

弔電を打つ

遠方からでも、遺族へ宛てて故人への哀悼の意を伝えられる方法です。

香典を贈る

お葬式費用に充ててもらい遺族の負担を少しでも軽減できるようにするのが香典です。直接持参できない場合は、遺族の住まいへ宛てて現金書留で送る場合もあります。

供花・供物を贈る

弔意を表すために供花や供物を贈ることもよくあります。

供物の相場や定番商品は地域や宗派によっても異なりますが、5,000〜15,000円程度の範囲で、お菓子や果物など消費できる「消えもの」が一般的とされます。

慶事の違い

慶事とは、入学式・卒業式・成人式結婚式・出産祝い・金婚式・長寿のお祝いなど、おめでたい行事を指します。慶事は祝う儀式であるのに対し弔事は悼む儀式であり、場の雰囲気や服装、用意する品や水引の色など、マナーが大きく異なります。

弔辞との違い

弔事は葬式や法事を含む広い概念を指しますが、同音異義の類語である弔辞(ちょうじ)は弔事の一場面として、遺族や友人代表などが読み上げるスピーチを指します。

法事との違い

法事は四十九日や一周忌、三回忌など、亡くなった方の霊を供養するために一定の周期で行われる儀式です。つまり、法事は、故人の死後から一定期間の経過ごとに行う追善供養であり、葬儀や告別式など故人が亡くなって間もなく行われるお別れの行事を指す弔事とは異なります。

弔事のために家族がすること

弔事へ向けて家族がすることはおもに以下の5つです。

それぞれ解説します。

故人の関係者へ訃報を知らせる

故人の訃報と葬式の日時や場所を、親族や親しい友人、勤務先や取引先、地域の関係者などへ速やかに連絡しましょう。その知らせが遅れると、相手が弔問に来るためのスケジュール調整や準備ができなくなるため、できるだけ早く確実に知らせることが大切です。

お通夜・葬儀・告別式・火葬の手配

葬儀社や斎場の選定と予約、スケジュール調整を行います。

宗派や地域の慣習によって式の内容や作法が若干異なるため、事前に確認しておくとスムーズです。

会食・返礼品の手配

お通夜や葬儀後の会食(精進落とし)や、香典をいただいた方への返礼品(香典返し)の手配も同時に手配しなくてはなりません。返礼品の種類や相場は地域によって推奨内容が異なるため、葬儀社や地元の慣習に詳しい方へ相談するとよいでしょう。

火葬後の遺骨迎えの準備

火葬場で灰になった遺骨を自宅へ持ち帰る際は位牌を準備して、後日お墓へ納骨を行います。宗派や地域の慣習によっては納骨のタイミングが異なる場合があります。

法要の準備(初七日・四十九日法要)

初七日や四十九日などの法要は、故人を充分に供養するためにも大切な儀式です。

法要を執り行う僧侶の手配、お寺や会場の予約、参列者への案内状の送付などは、遺族が手分けして迅速に行いましょう。

弔事のために参列者がすること

葬儀に参列するために喪服や香典を準備して、お悔やみの挨拶や弔辞の文言を考えます。弔辞は以下の例文をご参照ください。

喪服の準備

喪服は、男性はブラックスーツ、女性はブラックフォーマルが基本です。突然の訃報にも慌てずに準備できるよう、クリーニング済みのものを決まった場所で保管しておくと安心です。

香典の準備

香典は、遺族の経済的・精神的負担を和らげるために気持ちを込めた金銭です。金額の目安は関係性や地域の慣習によって異なるため、経験豊富な方に相談するとよいでしょう。

以下に、お供え物や香典袋に関連する基本ルールを解説します。

お供え物

お線香や果物、お菓子などが定番であり、賞味期限が長くて常温保存できるものが適しており、故人の好物を選んでもよいでしょう。適した商品や金額相場は、宗派や地域の慣習で若干異なります。

袱紗(ふくさ)

香典やのし袋を包む布で、弔事用の色(紫やグレーなど)を用います。

熨斗(のし)

熨斗に書く文言のなかでも「御霊前」は、宗派を問わず使える万能の文言です。 

水引(みずひき)

水引の色は香典の金額によって以下のように使い分けますが、地域によっても異なる場合があります。

なお、迷った場合は黒白が無難ですが、水引は結び方が複数あるため弔事に詳しい方へ尋ねるとよいでしょう。

お悔やみ挨拶を考える

お通夜や葬儀で遺族に掛ける挨拶は、気遣いを簡潔に表明するのが基本です。

ご遺族とは久しぶりの再会であってもその場は長々と話すことを避け「ご愁傷さまでございます」など相手をいたわる言葉をかけます。

弔辞の書き方(例文あり)

弔辞を依頼されたら引き受けるのがマナーで、弔辞の内容は3~5分程度を目安に紙に書いて持参し、読み終えたら遺族へ渡します。

参列者の代表として弔辞を読むなら、故人との想い出や感謝の気持ちを盛り込み、時系列やテーマごとで簡潔にまとめると伝わりやすくなるでしょう。

弔辞の書き方と文章構成

弔辞の文章構成は「挨拶・哀悼・想い出・故人の人柄・ご遺族・締め」のように目的を分けて、以下のように簡潔で分かりやすくまとめましょう。

(1)挨拶

〇〇さんのご霊前に謹んで弔辞を捧げます。

(2)哀悼の意を表する

〇〇さんの突然の訃報に接し、深い悲しみを抑えられません。

(3)故人との想い出や印象深いエピソード

〇〇さんと出会ったのは私が新卒で入った会社、同じの部署の先輩としてご指導ご鞭撻をいただきました。その後、私が他の会社へ転職した後も交流は続き、ずっと変わらず兄のように愛情深く接してくださいました。

(4)故人の人柄

私が仕事に行き詰まり悩んだ際、状況を聞いて的確なアドバイスや励ましの言葉をいただき、挫けそうになる私を何度も勇気づけてくださいました。

そんな面倒見のよい〇〇さんですから私以外にも慕う者がたくさんいて、あちこちから相談を受けておられたと後から人づてで知りました。

(5)遺族や関係者

〇〇さんが私たちをおいて先に逝ってしまったことに寂しさが募ります。しかし、〇〇さんが遺した言葉を胸に、これからは私たちが〇〇さんのように、大切な人を後ろで支える存在になりたいです。ご家族の皆様と私たちをどうか見守ってください。

(6)締め

〇〇さんから受けた愛情や良い影響がありすぎて、何度お礼を言っても言い足りません。〇〇さんのご冥福を心からお祈りして、私からのお別れの言葉といたします。

弔電の書き方と文章構成

弔電も基本は弔辞と同じ構成で構いませんが、弔電サービスではいくつも文例が用意されているため、文例を状況に合わせてアレンジして使用するとよいでしょう。

弔事における基本マナー

弔事の際の、服装や靴、バッグ、アクセサリーなどの基本マナーについて解説します。

服装

男性と女性で基本となる装いがあります。学生は制服を着用します。

<男性>

ブラックスーツ(ダークスーツ)に黒いネクタイ、白いワイシャツが基本。靴下やベルトも黒で統一し、光沢のない生地やデザインを選びます。

<女性>

黒のワンピースやアンサンブルなどのフォーマルウェアに黒のストッキングが基本。光沢がなく透け感の少ない生地やデザインで、スカートの丈は膝が隠れる位置にしましょう。

男性は黒の光沢のない革靴、女性は光沢のない黒のローヒールまたはパンプスで、いずれも装飾が少なくシンプルなデザインにしましょう。

バッグ・アクセサリー

バッグも光沢のない黒の布製が基本。アクセサリーは基本的にシンプルな結婚指輪や真珠のネックレス程度にしましょう。

弔事と慶事の優先順位

もしも慶事と弔事が重なった場合は、弔事を優先するのが一般的です。悲しみを後回しにしないという考え方に基づいています。

弔事とは故人への最後のお別れ言葉を掛けられる最後の機会

弔事とは、故人に対する思いやりと敬意を表すための言葉や作法および儀式です。慶事や弔辞、法事などとの区別を正しく理解し、その場で焦らずに済むように必要な準備やマナーを押さえておきましょう。

家族と参列者それぞれで、弔事に向かう準備の内容や時期、ボリュームが大きく異なります。遺族は、故人が亡くなった訃報連絡から葬儀、告別式、法要の準備を短期間で行なわなくてはならず、気持ちの整理をしながらの準備は大変です。参列者にも特有の準備がありますが、弔事では遺族へのサポートや心配りも大切な準備です。

それぞれの役割やマナーを理解して準備を行ない、故人への最後の感謝や別れの気持ちを思い残すことなく丁寧に伝えましょう。