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袱紗がないときの香典の渡し方は?代用品と包み方

葬儀辞典

急な訃報で葬儀までに時間がなく袱紗(ふくさ)を用意できない場合は、香典を袱紗に包んで渡せない場合があります。その場合はハンカチやスカーフ、風呂敷などがあれば袱紗の代用が可能です。袱紗の色や形状、材質および選び方、慶弔両用できるタイプ、包み方などの基本マナーを解説します。

香典は必ず袱紗(ふくさ)に包んで渡さないと失礼にあたる?と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。急な訃報では、袱紗の準備が間に合わずに焦ってしまうこともよくあります。

この記事では、袱紗の概要および色や材質の種類、袱紗の4つの形状とそれぞれの包み方やどこで買うかなど、袱紗が用意できない場合の代用品などを解説します。これを読めば、急な弔事であっても遺族への礼儀を欠くことなく、弔事への参列が落ち着いて行えるでしょう。

袱紗とは

袱紗(ふくさ)とは、慶事(入学式や成人式、結婚式や金婚式など)や弔事(お通夜や告別式、葬儀、法事など)で渡す金封(ご祝儀や香典など)や大切な品物を包む小さな布のことです。

特に弔事の香典を包む場合は、香典の折れ曲がりや水引の変形、水濡れや汚損などから守るだけでなく、遺族へ思いやりや礼儀を尽くす意味合いも含まれます。

香典は、故人へのお悔やみの気持ちや親族の弔事への出費を補うために遺族へ渡す金銭です。香典のマナーとしては、香典を袱紗で包んで持参するのが正式な方法とされます。

しかし、急な訃報で袱紗を手元に持っていないばかりか用意する時間もない場合は、袱紗を持参するのは難しいでしょう。そのため、袱紗がない場合でも親族へ失礼がないようにするにはどのような対処をすべきかは知っておく必要があります。

袱紗の色が表す意味

袱紗(ふくさ)にはさまざまな色があり、慶弔の行事ごとに適した袱紗の色が決まっています。

暖色系の袱紗が適した場面

以下のような明るい暖色は慶事に適した色です。

寒色系の袱紗が適した場面

以下のような落ち着いた寒色は弔事に使えます。

ただし、上記の寒色系でも明るすぎる色味は弔事には少し派手すぎてしまうため、弔事用として選ぶ際は明るい場所で慎重に色味を確かめましょう。

紫色の袱紗が適した場面

紫は昔から伝統的で高貴な色とされ、格式が高く荘厳な場面で用いられてきました。しかも、弔事慶事のどちらにも対応できる万能カラーとして使い回しがきくため、濃い紫系の袱紗(ふくさ)を一枚持っておくと非常に便利です。

袱紗の材質

既製品の袱紗(ふくさ)には、以下のような正絹(しょうけん)と化学繊維があります。

正絹

材質がシルクの正絹は高級感があり、フォーマルで控えめな印象を演出するのに最適な素材です。

葬儀や法事など、厳かで重要な場面でも失礼な印象を与えないため、正絹の袱紗(ふくさ)はもっとも重宝されています。

化学繊維

ポリエステルやレーヨンなどの化学繊維は、リーズナブルで汚れや水濡れにも比較的強く取り扱いが簡単なのが最大の特長です。

ただし正絹と比べれば、見た目の高級感や手触りの質感はどうしても劣ってしまいます。そのため、取り扱い方法を気にすることなく気軽な普段使いとして適しています。

香典で使用する袱紗の2つのタイプと4つの形状

香典を包む袱紗(ふくさ)には、包むタイプと挟むタイプの2つがあります。それぞれの形状や使い方の違いを知っておきましょう。

包むタイプ

香典を布で包み込む一般的な使用感であり伝統的な形でもあります。折り目や包む方向、手順に気を使うため、相手に丁寧で落ち着いた印象を与えます。

3種類ある包むタイプのそれぞれの違いは以下のとおりです。

(A)風呂敷袱紗(手袱紗)

香典を四角い布で包む方法です。大判の風呂敷を使う方もいますが、香典を包むのに適した袱紗(ふくさ)専用の小さな風呂敷があります。香典を包んだり取り出したりしやすく、コンパクトに持ち運べるため大変便利です。

(B)爪付き袱紗

四角い布の四つ角の一つに「爪」と呼ばれる留め具が付いたタイプです。折りたたんで香典を包む袱紗(ふくさ)は、引っかけた爪によってほどけることがないため、香典が滑り落ちることなく安定感があります。

(C)台付き袱紗

布と一体化した台(プレート)があり、その上に香典を乗せてから袱紗(ふくさ)の四つ角を折り曲げて包み込みます。台があるおかげで折り目がずれにくく取り扱いが楽で、かつ織り目や角が美しく栄える形状です。

挟むタイプ

袱紗(ふくさ)が二つ折りまたは三つ折りになっていて、香典を挟み込む形状のタイプです。

(D)金封袱紗

袋状になった部分に香典を差し込んで収納できる仕組みで、二つ折りの長財布のような形状をしています。そのため、四角い布の四つ角を順番にきれいに折りたたむ手間は不要で、取り出す際も簡単にできるのが特長です。

弔事なら袱紗(ふくさ)の左のフリップを開閉して、左開きで香典が出し入れできる向きに挟むのが基本ルールです。

また、収納時もかさばらず取り回しが楽にできるため初心者に優しいタイプといえます。しかし、包むタイプに比べるとややカジュアルな印象が強いため、参列する儀式や親族との関係性、包む金額などによっては包むタイプを使用すべき場合があります。

慶弔両用できる袱紗

冠婚葬祭のすべてに使用できる袱紗(ふくさ)が欲しい場合は、まずは慶弔両用タイプがおすすめです。濃い紫や紺、ダークグレーなどは、慶弔にかかわらず使用できる万能色とされています。

利便性の高いリバーシブルタイプ

表と裏で色味が異なるリバーシブルタイプなら、弔事のときは落ち着いたダークトーン側を、慶事のときは明るく華やかな側を表にして使い分けられます。

品のある落ち着いた色味

深く濃い紺やグレー、暗い色調の紫などを選べば、冠婚葬祭に限らずビジネスシーンなどでも活用してくれます。

上質な反物生地でワンランクアップ

反物や和装の生地を使った袱紗(ふくさ)なら、和の雰囲気のなかでもワンランク上の質感や存在感を醸し出すため、幅広いシーンで重宝するでしょう。

袱紗の包み方

香典の包み方は以下の3点に注意しましょう。

リバーシブルタイプは表側の色が重要

リバーシブルタイプの袱紗(ふくさ)は、弔事側の色(濃いグレーや紫などダークカラー)を外側に向けます。

台付き袱紗は台の色に注意する

台付き袱紗(ふくさ)を弔事で使用する場合には、黒やグレーなどダークトーンになった側を上に向けて台をセットします。

袱紗を折たたむ角には順番がある

弔事では、袱紗(ふくさ)の四つ角を垂直水平の方向へ向けて、袱紗の中心よりも右側に香典を配置し「右→下→上→左」の順番で折りたたんで包むのが基本です。

香典を渡すとき袱紗はいらない?

香典を袱紗(ふくさ)に包んで渡す行為は、故人や遺族への礼儀を重んじていると形で示す大切なしきたりであるため、袱紗は可能な限り準備したいものです。

しかし、訃報は突然聞かされることが多いため、葬式までの僅かな時間で準備できない場合もあるでしょう。

そのような場合でも、袱紗に代えられるものを使えば香典を汚れや折れから守り、失礼なくお悔やみの気持ちを伝えることができます。

袱紗がいつでも買える場所

袱紗(ふくさ)は、冠婚葬祭用品を取り扱う実店舗や通販サイトからいつでも購入できます。

<その日にすぐ入手したい場合>

デパート、ショッピングモール、冠婚葬祭のショップ、文房具店、100円ショップ など。

実物を見て手に取って選びたい場合や、すぐに入手したい場合には実店舗で購入するのがよいでしょう。

100円ショップなどの物販店舗では、シンプルな袱紗を手軽な価格でたくさん取りそろえている場合があり、緊急時にも安心です。

<使用まで数日の余裕がある場合>

Amazonや楽天などのネット通販ショップで購入できます。

葬式や法事までに時間の余裕がある場合は、好みの柄や材質の商品のなかから価格を比較してお得に購入できるネット通販がおすすめです。

冠婚葬祭用品の専門ネットショップなら在庫切れが少なく、ショップによっては即日発送をしてくれる場合があるため、入手までの時間が実店舗とほとんど変わらない場合もあります。

袱紗が用意できない場合の代用品

当日までに袱紗(ふくさ)を入手する時間がない場合は、以下の物品で袱紗に代えることができます。

ハンカチ

無地もしくはシンプルな色柄や装飾のハンカチで香典を包む場合は、袱紗(ふくさ)と遜色のないマナーで香典を渡せます。

風呂敷

すでに落ち着いたダークカラーの風呂敷を持っていれば、香典用の折り方で包んで持参し遺族へ渡します。

スカーフ

シルクやポリエステル製の落ち着いた色や柄のスカーフがあれば、それを袱紗(ふくさ)の代用として包みます。

急逝の場合で香典を包む代用品があれば袱紗はいらない

香典は、故人への感謝と遺族の悲しみを労りを示す大切なものです。

袱紗(ふくさ)は悲しみに暮れる遺族へ礼を尽くして香典を贈るための重要な道具であり、弔事においては汚れや水濡れから香典を守る重要な役割を担っています。そのため、袱紗はできる限り準備をして葬式に望むのが理想です。

しかし、急な訃報のためにどうしても袱紗が用意できない場合は、無地のハンカチやダークトーンの風呂敷および控えめなスカーフで代用すれば問題ありません。

ただし、いざという場面で焦って買いに走らなくて済むように、慶弔の両方で使用できる落ち着いた濃い紫色の袱紗をあらかじめ一枚用意しておくとよいでしょう。