東京都のお葬式・家族葬なら【あんしん祭典】にお任せください

ご依頼・ご相談無料 24時間365日対応中

あんしん祭典に電話

0120-334-029

あんしん祭典 メニューボタン

葬儀辞典

生前整理は断捨離から!大切な物と上手にお別れする方法

葬儀辞典

生前整理とは、元気なうちに自分の持ち物や財産を整理しておくことです。生前整理は断捨離から始めることで無理なく進められます。本記事では生前整理を断捨離から始めるメリットや進め方を解説。家族に負担をかけたくない方や暮らしを整えたい方におすすめです。

生前整理とは、自分が元気なうちに持ち物や財産を整理しておくことをいいます。残された家族に負担をかけないため、また自分自身が安心して暮らすために行う大切な準備です。

とはいえ、いざ始めようと思っても「どこから手をつければいいのだろう」と迷ってしまう方も多いでしょう。特に不動産や保険などの整理は判断が難しく、なかなか行動に移せないこともあります。

そこでおすすめなのが、生前整理を断捨離から始めることです。

本記事では、生前整理を断捨離から始めるメリットや、無理なく進めるためのコツを解説します。家族に迷惑をかけたくない方、身の回りをすっきり整えて安心した暮らしを送りたい方は、ぜひ参考にしてください。

生前整理を断捨離から始めるメリット

生前整理は、まず断捨離から取り組むのがおすすめです。断捨離は財産の整理に比べて始めやすく、断捨離から始めることで他の作業へも自然とつながります。ここでは、断捨離を入口にすることで得られる5つのメリットを紹介します。

取り掛かりやすい

生前整理というと、不動産や預貯金など大きな財産の整理を思い浮かべる方も多いでしょう。しかし、いきなり大きなものに手を付けるのは負担が大きく、なかなか進めにくいのが実情です。

そこで有効なのが、身の回りの断捨離から始めることです。衣類や日用品など手を付けやすい物を整理することで気持ちに弾みがつき、生前整理の他の工程にも自然と移行しやすくなります。

また、不用品を減らす過程で重要書類が整理され、財産の把握もスムーズになります。

家族の心身の負担を減らせる

自分が亡くなった後、残された家族が遺品整理をするのは大きな負担です。大量の荷物を片付けるには時間も体力が必要で、作業は数日から数週間に及ぶこともあります。

それに加え、故人の持ち物を前にすると「これは捨ててよいのか」「残しておくべきではないか」と判断に迷う場面が多く、精神的な疲労も重なります。場合によっては、品物を手放すことに強い罪悪感を抱くこともあるでしょう。

生前に自ら断捨離を進めておけば、このような家族の心身の負担を大幅に軽減できます。

物が減り、快適な暮らしが手に入る

物が多い部屋では、私たちの脳は常に「どこに何があるのか」を無意識に記憶しようとします。そのため知らず知らずのうちに疲労がたまり、集中力や気持ちの余裕も削がれてしまいます。

断捨離を進めて必要な物だけを残せば、整理整頓がしやすくなり、探し物に費やす時間も減ります。部屋が片付くことで転倒や物の落下といった事故のリスクも下がり、安心して暮らせるようになるでしょう。

思わぬ収入が入ることも

断捨離を進める中で、乗らなくなった車やバイク、使わない貴金属などが見つかることがあります。これらは処分するだけでなく、売却することで現金化できる可能性があります。

まとまった金額になれば、その後に必要となる生前整理の費用や、老後の生活資金として活用できるでしょう。不要な物を手放すことは暮らしを整えるだけでなく、経済的な助けにもつながります。

物の整理を通してこれまでの人生を振り返れる

断捨離は単に不要な物を処分する作業ではありません。手に取った物にはそれぞれ思い出が宿っており、整理の過程で自然と過去を振り返ることができます。懐かしい気持ちを味わいながら、自分がこれまでの人生で何を大切にしてきたのかを再確認できるでしょう。

そうした気づきは、今後の暮らしや人生の指針を考えるきっかけにもなります。物を通じて心を整理し、前向きに未来を見据える時間を持てるでしょう。

生前整理で上手に断捨離する3つのコツ

断捨離は進め方を工夫することで無理なく続けられます。ここでは、取り入れやすく実践的な3つの「断捨離のコツ」を紹介します。

「いつか使うかも」は「もう使わない」

物を捨てられない理由の多くは「いつか使うかもしれない」という気持ちです。しかし実際にその“いつか”はほとんど訪れません。判断に迷ったときは、思い切って「もう使わない」と考えることが大切です。

ただし、生活必需品まで処分すると不便が生じることもあります。捨てる基準を「直近1年で使ったかどうか」にするなど、自分なりのルールを設けると失敗を防げます。

断捨離は少しずつ進めていく

断捨離は一度にすべてを片付けようとせず、小さな場所から始めて、コツコツ進めるのがおすすめです。引き出し1つ、棚1段と範囲を区切れば、短時間でも達成感を得られます。

一気に進めようとすると体力的にも精神的にも疲れてしまい、途中で挫折してしまうかもしれません。無理のないペースを意識することが継続の秘訣です。

断捨離が終わっても整理を続ける

断捨離は一度で終わりではなく、継続していくことが大切です。新しく物を増やさない意識を持ち、使わなくなった物をこまめに手放す習慣をつけましょう。

整理を怠ると、せっかく減らした物が再び増え、元の状態に戻ってしまいます。定期的に見直すことで、快適な暮らしを長く保てます。

【6ステップ】生前整理で断捨離するときの流れ

断捨離を効率よく進めるには、手順を決めて取り組むことが大切です。計画的に進めることで迷いが減り、作業もスムーズになります。ここでは、生前整理における断捨離の進め方を、6つのステップに分けて解説します。

Step1.処分する物とそうでないものの基準を決める

断捨離を始める前に、まずは「残す物」と「処分する物」の基準を決めておきましょう。基準があると判断に迷う時間が減り、作業をスムーズに進められます。例えば雑貨は1年、衣類は2年使っていなければ今後も使わないと考えて、処分するのが目安になります。

特に思い出の品は手放しにくいものです。その場合は写真を撮って記録に残すと、気持ちの整理がつきやすくなります。

Step2.処分・保留する物の保管スペースをつくる

断捨離を効率よく進めるには、まず一室を空けて保管スペースを確保するのがおすすめです。粗大ごみや売却予定の物、そして処分に迷う物を一時的にまとめて置く場所をつくることで、作業する部屋が散らからずスムーズに進められます。

実際に片付けを始めると、「本当に捨てていいのか」と迷う物が必ず出てきます。その場で結論を出そうとすると時間がかかり、作業が止まってしまうでしょう。勢いで処分すると後悔が残るかもしれません。

迷った物は一旦保留にしてまとめておき、後日あらためて判断すれば安心です。処分する物についても、捨てる物と売却する物を分けて保管すると、後の作業が楽になります。

Step3.粗大ごみ以外の大きな物から捨てていく

断捨離を始めるときは、まず粗大ごみ以外の大きな物から手を付けるのがおすすめです。大きな物がなくなると部屋が一気に広くなり、整理のための作業スペースも確保しやすくなります。目に見えて部屋が広くなることで片づけが進んでいる実感が得られ、やる気も高まります。

この段階で粗大ごみを捨てないのは、手間を減らすためです。粗大ごみは最後にまとめて処分したほうが効率的で、回収用のシールを購入する回数も1回で済みます。

Step4.売れそうな物を出張買取で売る

断捨離で不要な物を分け終えたら、売れそうな物は出張買取でまとめて査定してもらいましょう。家具や家電、趣味の品など、自分では価値がないと思っていた物でも、思わぬ価格で買い取ってもらえることがあります。

特に粗大ごみに出そうと考えていた大きな物も、ついでに査定を依頼してみると良いでしょう。処分費用を払うどころか、反対に収入につながる場合もあります。

Step5.売れなかった物を処分する

出張買取で査定を受けても、すべての物が売れるとは限りません。買い取ってもらえなかった物や、処分を決めた粗大ごみはこの段階でまとめて処分しましょう。大きな物が部屋からなくなると、一気に空間が広がり整理の成果を実感できます。

粗大ごみを最後に処分するのは、損を避けるためでもあります。先に処分してしまうと、買取業者に依頼すれば売れたはずの物を捨ててしまう可能性があるからです。査定で売れないと確認してから処分することで、無駄なく整理を進められます。

Step6.デジタルデータも断捨離しよう

生前整理では物だけでなく、PCやスマホのデータも忘れずに整理しておきましょう。写真や文書などを必要なものと不要なものに分けるだけでも、情報がすっきりまとまります。

特に重要なのはインターネット上で利用している各種サービスの管理です。使っていないSNSや不要なサブスクサービスのアカウントは、早めに削除や解約をしておくと安心です。サブスクを整理すれば無駄な出費も抑えられます。

現在利用しているサービスはそのまま残しても構いませんが、IDやパスワードは一覧にまとめておきましょう。自分の死後に家族が解約や整理をする際、大きな助けになります。

このような「デジタル終活」の進め方についてもっと詳しく知りたい方には、こちらの記事がおすすめです。

デジタル終活とは?PC・スマホのデータの残し方・隠し方

【品目別】処分に迷った時の判断基準と上手な捨て方

生前整理を進めていくと、「これは本当に捨ててもいいのだろうか」と迷う場面が多くあります。特に思い出が詰まった物や高価だった物は判断が難しく、手を止めてしまいがちです。ここでは品目ごとに判断基準や上手な捨て方を紹介します。

写真や手紙

写真や手紙はかさばるものではないため、アルバムやファイル、専用の箱を用意してまとめて保管するのも良いでしょう。できるだけ物を減らしたい場合は、スマホやデジカメで撮影してデジタル化し、データで残してから手放す方法もあります。

衣類

衣類は2年着ていないものは今後も着ないと考え、処分しましょう。捨てる前に買取業者に査定してもらったり、フリマアプリに出品したりして現金化を試みるのもおすすめです。売れなかった場合は潔く処分して、クローゼットをすっきりさせましょう。

本は数が多いと場所を取るため、読まないものはできるだけ処分しましょう。定期的に読み返すものや再読したい本だけを残すと、管理がしやすくなります。

買取業者に査定してもらえばお金になるかもしれません。ブックオフなどでは買取不可のものでも引き取って処分してくれる場合があります。以降は電子書籍を選べば、物を増やさずに読書を楽しめます。

書類

書類は不要なものをまとめて処分し、必要なものだけを残しましょう。不動産や保険の契約書など重要な書類は、種類ごとにファイリングして保管しておくと、後で確認しやすくなります。整理を兼ねて分類すると、その後の管理もぐっと楽になります。

使わないアクセサリー

アクセサリーは、特に貴金属であれば高値で売れることが多いので、買取業者やフリマアプリを活用すると良いでしょう。今は身に付けなくなったものの、思い出があって捨てたくない場合は、飾り棚に置いてインテリアとして楽しむのも選択肢のひとつです。

乗らない車

車は所有しているだけで税金や車検といった維持費がかかります。乗る予定がないのなら、できるだけ早めに手放すのがおすすめです。まずは中古車買取業者に査定を依頼し、値段がつくかどうかを確認すると良いでしょう。

不用品の処分方法一覧

断捨離で出た不用品は、その種類や状態に合わせて適切に処分することが大切です。処分方法を知っておけば無駄を減らし、場合によっては収入につなげることもできます。

自治体のごみ収集に出す

自治体のごみ収集を利用すれば、最も手軽に不用品を処分できます。収集日に合わせて出すだけなので、時間や手間をかけずに整理が進みます。燃えるごみや燃えないごみなど、家庭から出る一般的な不用品に適しています。

リサイクルショップで買い取ってもらう

リサイクルショップでは、不要になった品物をまとめて買い取ってもらえます。すぐに現金化できるのが大きなメリットです。状態の良い家電や家具、衣類、雑貨など幅広い品物が対象になります。

買取専門店で買い取ってもらう

買取専門店では、金やプラチナといった貴金属を高値で買い取ってもらえます。相場に基づいた査定を受けられるため、安心して取引できるのも魅力です。ネックレスや指輪など、価値のあるアクセサリーが適しています。

フリマアプリに出品する

フリマアプリを利用すれば、自分で値段を設定して不用品を販売できます。自宅にいながら取引できるのが便利です。衣類や小物、本、雑貨など、需要のありそうな物に適しています。

家電量販店に下取りしてもらう

家電量販店の下取りサービスを利用すると、買い替え時に古い家電を引き取ってもらえます。新しい商品の購入費用を抑えられるのもメリットです。冷蔵庫や洗濯機、テレビなど大型家電が対象になります。

不用品回収業者に処分してもらう

不用品回収業者を利用すれば、まとめて処分できるので手間がかかりません。日時を指定できることも多く、自分のペースで整理できます。粗大ごみや大量の不用品など、自分では運べない物に適しています。

生前整理は断捨離から始めよう!

生前整理の最初の一歩として、断捨離はとても効果的です。身近な物を整理することで生活環境が整い、家族への負担も減らせます。さらに、快適な暮らしや思わぬ収入、そしてこれまでの人生を振り返る機会にもなります。

大切なのは無理をせず、自分のペースで続けることです。少しずつでも断捨離を習慣にすれば、生前整理全体がスムーズに進み、安心してこれからの人生を迎えられるでしょう。

終活の一環として、生前整理を考えている方も多いでしょう。終活では断捨離や生前整理のほかにも、エンディングノートや遺言書を書いたり、葬儀やお墓について考えたりしなくてはなりません。

そこでおすすめなのが、LINEで気軽に終活をはじめられる「終活トータルサポート」です。エンディングノートのプレゼントをはじめ、さまざまな終活コンテンツを無料でご利用いただけます。相続や遺言に関するアドバイスももらえます。

葬儀社であるあんしん祭典が提供するサービスなので、葬儀の相談にも、プロの目線からアドバイスができます。ネットで調べてもわからない「お葬式にかかるリアルな費用」を教えてもらえるのは、他の終活サービスと比べても大きなメリットです。

30秒で簡単に登録できるので、興味のある方は、まずはお気軽にお試しください。

トップに戻る