祥月命日とは、故人が亡くなった日と同じ月日のことです。祥月命日の意味や命日・月命日との違い、祥月命日にすること、お供え物の選び方などを解説します。祥月命日に何をすれば良いのかわからない方、お供え物は何を選べば良いのか迷っている方におすすめです。
祥月命日(しょうつきめいにち)とは、故人が亡くなった日と同じ月日のことです。故人を偲び、供養を行う大切な日です。
しかし、近年は核家族化や宗教間の変化などもあり、「祥月命日ってそもそも何?」「供養はしてあげたいけど、何をすればいいかわからない」と、疑問や不安を感じている方も多いでしょう。特に、初めて祥月命日を迎える方にとっては、わからないことが多いかもしれません。
この記事では、祥月命日の意味や命日・月命日との違いを解説。祥月命日にすること、お供え物の選び方、避けるべきお供え物なども紹介します。大切な人をきちんと供養してあげたい方、お供え物に何を選べば良いのか迷っている方は、ぜひこの記事を参考に、故人を偲ぶ大切な一日をお過ごしください。
祥月命日(しょうつきめいにち)とは
祥月命日(しょうつきめいにち)は、故人が亡くなった日と同じ月日のことです。たとえば、2024年3月10日に亡くなった場合、2025年以降の3月10日が祥月命日となります。
祥月命日は毎年巡ってくる、故人を偲ぶ大切な日です。故人を偲び、供養を行う日として、厳かな気持ちで過ごしましょう。
命日との違い
命日とは、故人が亡くなったその日を指します。たとえば2024年3月10日に亡くなった場合、2024年3月10日が命日です。2025年以降の3月10日は命日ではなく、祥月命日となります。
月命日との違い
月命日(つきめいにち)は、故人が亡くなった日と同じ日のことです。たとえば、3月10日に亡くなった場合、4月10日や5月10日などが月命日になります。
祥月命日にすること
祥月命日には、故人を偲び、供養するためのさまざまな方法があります。法要を営んだり、お墓参りやお仏壇のお掃除をしたり、普段とは違うお供え物をしたりしましょう。これらの行為は、故人への追悼の意を表し、冥福を祈る大切な機会となります。
法要
法要は、僧侶にお経をあげてもらい、故人の冥福を祈る儀式です。親族や故人と親しかった人々が集まり、故人を偲びます。法要を行うことで故人への供養となり、残された人々も心を慰められます。
なお、祥月命日に行う法要を「年忌法要」と呼びます。法要のタイミングは、次のように決まっています。
法要の種類 | 行う時期 | 一般的な参列者 |
初七日 | 7日目 | 近親者 |
四十九日 | 49日目 | 近親者 |
一周忌 | 1年目 | 遺族、親族、友人、知人 |
三回忌 | 2年目 | 遺族、親族、友人、知人 |
七回忌 | 6年目 | 遺族、親族 |
十三回忌 | 12年目 | 遺族 |
三十三回忌 | 32年目 | 遺族 |
法要のタイミング
法要には僧侶や会場の手配、案内状の送付など、さまざまな準備が必要です。これらの準備について知りたい方は、こちらの記事もお読みください。初めての祥月命日に行う一周忌を例に、法要の準備を詳しく説明しています。
お墓掃除・お墓参り
祥月命日にはお墓参りをしましょう。お墓にお花やお線香などを供え、故人を偲び、冥福を祈ります。お参りの前にお墓掃除をするとなお良いでしょう。お墓を清めることで、故人への敬意を表し、ご先祖様を大切にする心を育むこともできます。
仏壇掃除
仏壇はご先祖さまを祀る大切な場所です。普段はお手入れが行き届かない、仏壇の中や仏具の掃除もしてみましょう。仏教においては、仏壇の掃除は心を磨く修行とも捉えられています。
卒塔婆供養
卒塔婆(そとば)供養は、卒塔婆という塔婆を建立し、故人を供養することです。卒塔婆には、故人の戒名や命日などが記されます。
仏教において、卒塔婆は善いものとされています。家族や親族が卒塔婆を建てるなどの善行を積むと、故人にとっても善になると考えられています。
普段と違うお供え物
祥月命日に、普段とは違う特別なお供え物をするのも良いでしょう。故人の好物や季節の果物、お花などをお供えします。普段と違うお供え物をすることで、故人を偲ぶ気持ちをより一層深められるでしょう。
祥月命日におすすめのお供え物
祥月命日には、故人を偲ぶ気持ちを込めて、お供え物をします。お供え物にはさまざまな種類がありますが、故人が好きだったものや、季節のものを選ぶと良いでしょう。ここでは、祥月命日におすすめのお供え物を紹介いたします。
お菓子
お菓子をお供えする場合は、日持ちするものや個包装になっているものがおすすめです。お供えした後、家族や親族、法要の参列者で分けやすいからです。故人が好きだったお菓子を選ぶのも良いでしょう。
ただし、プリンやケーキのような冷蔵保存が必要なものは避けた方が良いです。また、割り切れる数字である偶数は、故人との縁が切れることを連想させるため、個数が奇数のものを選ぶと良いとされています。
季節の果物
季節の果物をお供えする場合は、メロンやスイカ、シャインマスカットなどの丸い果物がおすすめです。丸い形は円満を意味し、縁起が良いと考えられています。
切るときはお菓子と同じく、奇数個にならないように配慮しましょう。複数個の果物を盛り合わせる場合も、奇数種類・奇数個の果物を組み合わせるような工夫をすると良いでしょう。
花
祥月命日には、普段飾っているものよりも華やかな花、故人が好きだった花をお供えするのがおすすめです。仏花や日持ちする花も良いでしょう。
【おすすめの仏花】
- 菊
- ユリ
- 胡蝶蘭 など
【日持ちする花】
- かすみ草
- カーネーション
- アルストロメリア など
避けた方がいいお供え物
お供え物には、避けた方が良いとされるものもいくつかあります。これらは、仏教の教えや慣習に基づいたものです。
トゲや毒のある花
トゲや毒のある花は不吉とされ、お供え物としては避けた方が良いとされています。たとえばバラにはトゲがあり、彼岸花には毒があります。
ただ、「故人がバラを好んでいた」という人は多いでしょう。このような場合、トゲを取り除いてからお供えすれば問題ありません。
三厭(さんえん)
三厭(さんえん)とは、肉や魚、卵などの「折衝を連想させる食べ物」のことです。仏教では殺生を禁じているため、肉食を避けるべきとされています。そのため、お供え物としても三厭は避けた方が良いでしょう。
五葷(ごくん)
五葷(ごくん)とは、ネギ、ニラ、ニンニク、ラッキョウ、タマネギなどのことです。これらの野菜は、刺激が強く、精力をつける作用があります。仏教では、修行の妨げになると考えられているため、五葷を避けるべきとされています。お供え物としても、五葷は避けた方が良いでしょう。
お酒
お酒は、故人が好きだった場合にお供えすることがありますが、基本的には避けた方が良いでしょう。仏教の戒律には飲酒を禁じる「不飲酒戒(ふおんじゅかい)」があり、供養の場にはふさわしくないとされています。
祥月命日は厳かな気持ちで過ごし、故人を偲ぼう
祥月命日は、故人が亡くなってからの大切な節目となる日です。厳かな気持ちで過ごし、故人を偲びましょう。家族や親しい方々と共に、静かに故人様を偲ぶ時間を持つことが大切です。
祥月命日には、一周忌や三回忌といった年忌法要が行われることも多いです。法要では日程の調整や僧侶の手配、会食で振る舞う料理の用意など、さまざまな準備が必要です。行う場合は、早めに準備を始めましょう。
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