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葬儀辞典

墓じまいの服装の正解は?失敗しないマナーと季節・天候別の注意点

供養

墓じまいの服装マナーを解説します。喪服の必要性から、解体工事のみ立ち会う際の平服の選び方、夏・冬・雨天時の注意点まで詳しくまとめています。墓じまいでの服装マナーを知りたい方はぜひ参考にしてください。

「墓じまいをすることになったけれど、当日はどんな格好で行けばいいのだろう?」「法要があるなら喪服?」など、墓じまいの服装には悩むポイントがいくつも存在します。

墓じまいは、僧侶をお招きして読経をいただく「供養」の場であると同時に、石材業者が重機や工具を使って作業をする「工事」の場でもあります。そのため、マナーを守ることはもちろん、足場の悪い墓所でも安全に動ける配慮が欠かせません。

本記事では、男性・女性・子どもそれぞれの服装マナーから、季節や天候に合わせた準備までを分かりやすく整理しました。ご先祖様への敬意を払いつつ、スムーズに当日を過ごすための服装を確認しましょう。

墓じまいとは

墓じまいとは、代々受け継いできた墓石を撤去して更地に戻し、墓地の使用権を管理者に返還することを指します。少子高齢化や「お墓が遠方にあり管理が難しい」といった現代の事情から、次世代に負担を残さないための前向きな選択として検討する方が増えています。

墓じまいは単に石を壊すだけでなく、納められているご遺骨を別の場所(納骨堂や樹木葬、合祀墓(ごうしぼ)など)へ移す「改葬」の手続きが含まれるのが一般的です。また、これまで長年見守ってくださった寺院や僧侶に対し、感謝を込めて最後のご挨拶をすることも、墓じまいにおける重要なプロセスの一つといえます。

墓じまいのときの服装は?

墓じまいの服装に厳格な決まりはありません。基本的には「供養の儀式があるかどうか」が大きな判断基準になります。

墓石の解体のみの場合は平服で問題ない

閉眼供養などを別日に済ませており、当日は石材業者の解体作業を見守るだけであれば、落ち着いた色の平服で問題ありません。

冠婚葬祭における「平服」とは、略式礼装を意味します。デニムやサンダルといった過度にラフな格好ではなく、落ち着いた雰囲気の装いを心がけましょう。

法要後に墓じまいをする場合は喪服で参加する

僧侶をお招きして「閉眼供養(魂抜き)」を行う場合は、通常の法要と同じく喪服を着用するのが基本です。特に寺院の本堂で読経をいただく場合は、故人への敬意を表すためにも正装が推奨されます。

もし親族間だけで執り行う場合や、服装に迷う場合は、あらかじめ「当日は平服で集まりましょう」と相談して足並みを揃えておくと安心です。

【シーン別】墓じまいの服装マナー

男性、女性、子どもごとに墓じまいの服装マナーを解説します。

男性の場合

黒、紺、チャコールグレーなどのダークカラーのスーツが基本です。

僧侶をお招きして閉眼供養を行う場合は、略礼服(ブラックスーツ)を着用するのが最も安心です。親族のみで工事に立ち会うだけであれば、無地に近い落ち着いた色のビジネススーツでも問題ありません。ネクタイも派手な色柄は避け、ダークトーンでまとめます。

女性の場合

黒やグレー、濃紺などの落ち着いたワンピース、またはセットアップが適しています。肌の露出は控え、スカート丈は膝が隠れるものを選びます。

墓地は足場が悪いことが多いため、ピンヒールは避け、砂利道でも歩きやすいよう、太めのヒールや、黒色のフラットシューズがおすすめです。解体作業の立ち会いなどで移動が多い場合は、動きやすさも考慮して選びましょう。

子どもの場合

大人の装いに合わせ、落ち着いた色味の服を選びます。学校の制服がある場合は、制服が正装となりますので制服で参列しましょう。

制服がない小さな子どもの場合は、黒や紺、グレーのシャツやズボン、ワンピースなどでシンプルさを出せば問題ありません。

【天候・季節別】墓じまいの服装・持ち物マナー

墓じまいの時期は、いつも過ごしやすい季節や晴れの日とは限りません。ここでは、夏や冬、雨の日の墓じまいを想定した服装マナーを紹介します。

夏の墓じまい

炎天下の墓地での作業は体力を消耗します。そのため、法要がある場合でも熱中症対策を優先しましょう。

男性はジャケットを脱いでワイシャツ姿になっても失礼にはあたりません。女性も半袖のワンピースなど涼しい素材を選んで構いませんが、過度な露出は控えましょう。

親族間で「当日は上着なし」と事前に話し合っておくと、当日は服装の心配なく安心して参加できるでしょう。

冬の墓じまい

屋外での滞在時間が長くなるため、しっかりとした防寒対策が必要です。

スーツの上からコートを着用しますが、派手な色は避けます。また、毛皮(ファー)やアニマル柄、ワニ革といった素材は「殺生」を連想させるため、弔事の場ではタブーとされています。黒や紺などの控えめな色のウールコートなどを選びましょう。足元が冷えるため、厚手の靴下やタイツ(黒色)を活用するのも一つの手です。

雨の日の墓じまい

雨天時は足元が汚れやすいため、無理に高価な靴を履かず、歩きやすさを優先しましょう。

傘は黒や紺、グレーなどの落ち着いた色が望ましいですが、用意がない場合は透明のビニール傘でも失礼にはあたりません。閉眼供養を予定している場合は、雨天決行か延期かを事前に石材店や寺院と確認しておくことをおすすめします。

服装とあわせて用意したい「数珠」

閉眼供養を伴う墓じまいでは、平服であっても数珠の持参は必須です。供養に臨む大切な持ち物ですので、忘れないよう早めに準備しておきましょう。

数珠は一人ひとつずつ持つのが本来の作法です。お子様の場合も、高学年以上なら大人用、小さなお子様なら子供用と、それぞれの年齢に合わせたものを用意してあげてください。家族で貸し借りせず、各自が自分の数珠で手を合わせることが、ご先祖様への何よりの敬意となります。

墓じまいの服装で気をつけるべき4つのポイント

墓じまいでは、閉眼供養や遺骨の取り出しなどを行います。葬儀とは少し違う場面とはいえ「どこまで正式な服装が必要なのか」と迷う方は少なくありません。当日後悔しないために意識したい4つのポイントを整理します。

1.事前に家族や親族と服装について相談する

まず大切なのは、当日の服装の方針を事前にすり合わせることです。

墓じまいは、家族だけで行う場合もあれば、親族が集まることもあります。菩提寺の僧侶を招いて閉眼供養を行う場合は、法要に準じた服装が望まれます。ただし「平服」と案内されるケースもあるため、その場合もカジュアルすぎる服装は避け、落ち着いた色味を意識しましょう。

当日になって「服装が軽すぎたかもしれない」と気まずい思いをしないためにも、家族間で方向性を共有しておくと安心です。

2.法要と作業が同日の場合は、必要に応じて「着替え」を用意する

墓じまいでは、閉眼供養の後に墓石を撤去し、遺骨を取り出します。多くの場合これらは同じ日に行われるため、法要と屋外作業の両方に対応できる服装が必要です。

たとえば、完全な喪服でも問題はありませんが、作業に立ち会う場合は動きやすさも考慮した方がよいでしょう。女性であれば、ヒールの高い靴よりも安定感のある靴が適しています。

「法要なのでフォーマル」「作業なのでカジュアル」と極端に分けるのではなく、両方に配慮した装いを意識すると安心です。

3.お墓の場所によっては歩きやすい服装・靴を意識する

霊園や墓地は、必ずしも舗装されているとは限りません。砂利道や坂道、足場の悪い場所もあるため、山間部の墓地では移動だけで負担がかかることもあります。

場所によっては滑りにくい靴、安定感のある靴底、動きやすい服装を意識しましょう。特に雨の日は足元がぬかるむ可能性もあるため、女性の場合、細いヒールやサンダルは避けた方が安心です。

見た目の格式だけでなく、安全面への配慮も大切にしながら親族間で服装を決めることがポイントです。

4.時計や華美なアクセサリーは避ける

墓じまいはお墓への感謝と区切りをつける大切な儀式です。華やかすぎる装飾は場にそぐわないと受け取られる可能性があります。

例として、光沢の強い時計、大ぶりのネックレスやピアス、派手な色味の装身具は控えるのが無難です。結婚指輪やシンプルなパールアクセサリー程度であれば問題ありませんが、基本は派手すぎずシンプルな装いを心がけましょう。

落ち着いた装いは、故人やご先祖への敬意を表す姿勢にもつながります。

墓じまいの服装は、マナーと動きやすさの両立が鉄則

墓じまいの服装選びにおいてもっとも大切なのは、その日のスケジュールに「儀式」が含まれているかどうかを確認することです。

僧侶を招いて閉眼供養を行うのであれば、故人への敬意として「喪服」を選ぶのがもっとも安心です。一方で、立ち会うのが親族のみであったり、工事の確認がメインであったりする場合は、落ち着いた色の「平服」で柔軟に対応しても問題ありません。

ただし、どのような形式であっても忘れてはならないのが、墓所という場所の特性です。傾斜があったり砂利道だったりと足場が不安定なことが多いため、「華美な装飾を控えるマナー」と同じくらい「歩きやすく動きやすい靴や服」を選ぶことが、怪我を防ぎ滞りなく式を進めるための鉄則となります。

完璧な正装にこだわりすぎて無理をする必要はありません。ご親族や寺院とも事前に相談し、その場の雰囲気にふさわしい、かつ機能的な装いで、晴れやかな気持ちでご先祖様の旅立ちを見守りましょう。

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