葬儀辞典

喪中はがきとは

皆さんは「喪中はがき」をご存知ですか?
「喪中近親者が亡くなって、1年以内の正月で年賀状の代わりに出す」ものです。

喪中はがきはいつまで届けばいいの?

通常の年賀状と違い、「年賀状の欠礼」を伝えるものなので、12月上旬には届くようにします。
(その頃、年賀状を作り始める時期になるため)
ですが最近では、年賀のときに届いていれば問題ないようです。
喪中はがきは、年賀状が書けない理由を知らせるものです。
なので、近況報告などは書かないのが一般的です。

喪中はがきのマナー

他にも、慶事に関することは書かないマナーがあります。
喪中はがきの内容には、年賀という言葉は使用しません。
年始や年頭、新年などの言葉を用いるようにしましょう。
故人の名前と続柄・亡くなった日付は、必ず記入しましょう。

喪中の範囲と期間は?

喪中の範囲は基本的に、2親等までです。
(夫、妻、父母、配偶者の父母、子供、兄弟・姉妹、兄弟・姉妹の配偶者、祖父母、孫)

喪中の期間は、以下の様になっております。

続柄 喪中期間
配偶者、父母 12ヶ月~13ヶ月
子供 3~12ヶ月
兄弟姉妹 3~6ヶ月
祖父母 3~6ヶ月

「絶対にこの期間、喪に服しなさい」とは決まっていません。
悲しみの度合いによって、喪に服す期間は変わります。

参考リンク→「寒中見舞いとは」