葬儀辞典

他社の社葬での弔辞

例文

○○株式会社○○社長のご霊前に、業界を代表し、謹んでお別れの言葉を申しあげます。

かねてより○○社長の体調が優れないとのお噂は伺っておりましたが、これ程早くお別れの時期が来るとは、誠に思いがけなく非常に残念な次第でございます。

○○社長は、その卓越した行動力と業界のリーダー的なお人柄が全国に知れわたっていた方でありました。
私も仕事を通じて初めてお目に掛ったその日から、その豪快なお人柄に魅了され、大胆な決断に感銘を受けてまいりました。

お互いに多忙な身のため、お会いする機会はそう多くありませんでしたが、年に数回、業界の会合などでご一緒させていただいておりました。
その際は、いつも幅広いご趣味や最近読まれた本のお話などを伺い、単なる仕事人間では無い一面を知り、深く敬服いたしました。

長年、身を粉にして働き経営者としての責務を果たされ、頂点を極めんとする今、病魔に倒れられたことは、大変残念でなりません。

○○社長のご遺志は、○○株式会社の皆さまが引き継いでいかれると期待し、また私どもも、できる限りの協力を惜しまない所存でございます。

○○社長、長い間、本当にお疲れ様でした。ここに、深く哀悼の意を表し、あわせてご生前の業績に心より敬意を表しまして、弔辞といたします。