葬儀辞典

新盆に用意するもの

精霊棚(しょうりょうだな)

祖先の霊を迎えるための棚です。
仏具店にセットで売っていて、位牌やその年の作物を飾ります。

盆提灯(ぼんぢょうちん)

祖先が迷わず家にたどり着けるように灯しておくためのものです。
「白提灯」と「絵柄の入ったもの」の二種類があります。
新盆のときは、故人の近視者から送られることが多い「白提灯」を使います。

精霊馬(しょうりょううま)

祖先の霊を迎えるために必要なものです。
割りばしで、馬と牛を作ります。
来るときは「馬」に乗って早く来てもらい、帰りは「牛」に乗ってゆっくり帰ってもらう
という願いが込められています。
この他に「お供え物、花、ろうそく、線香」などの用意も必要です。

迎え火(むかえび)

8月13日はお迎えの日、祖霊を迎える「迎え火」となります。

送り火(おくりび)

8月16日はお送りする日、祖霊を送る「送り火」となります。

8月14日・8月15日は僧侶に読経をして頂き、故人を偲んで会食を行います。
その後、参列いただいた方にお返し(引出物)をお渡しします。